高千穂では高千穂神宮で夜神楽をみました。天の岩戸の前で踊り、歌い ついに天照大御神を誘い出す演目でした。舞も囃子もシンプルで古典的でした。翌日、宮司さんとお話したところ「舞も囃子も衣装も出来るだけ変えないようにし、伝統を守る努力しています」でした。この地方には村人が演じる 人形浄瑠璃も残っていると聞き、納得しました。ローマ文明の研究で有名な作家・塩野七生さんはエッセイの中で「人形浄瑠璃は日本文化の最高峰で、曽根崎心中などは何度観てもうっとりする」と言っています。高千穂は山あいの風景も純粋な日本を感じさせてくれました。
いい旅をしてるねぇ